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こんにちは (有)伊東工務店、専務の伊東です。建築とその周辺のお話や、日々感じた事をアップします 当社HP http://www.ito-corp.com/にも来て下さいね。メールはこちら seizo@ito-corp.com


by seizoito
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お盆飾り

昨年暮れ、我が家にお仏壇をつくりました。

なのではじめて盆棚の飾り方を教えてもらいながら、迎え火を焚き、家族でご先祖様を向を迎えました。
元々ご苦労のない私めなので、今年初めてということから、色々勉強した事をお知らせします。

まず準備するもの(地方により様々)
素面、昆布、ほうずき、これは精霊が迎え火や提灯の灯りを頼りに帰ってくるといわれることから、ほおずきを提灯に見立てて盆棚に飾ります。 また農作物の収穫が少なかった時代には、鮮やかな赤のほおずきをお供えすることによって、お供え物の不足を補う意味があったと言われています。
なすの牛、キュウリの馬はナスときゅうりにオガラをさして牛馬に見立てます。精霊があの世から帰ってくる時、この世から帰っていく時の乗り物とされています。 精霊が戻る13日は内側に、あの世に戻る15日(16日)は外側に向ける地方もあります。
きゅうりの馬はご先祖様の霊が一刻も早く家に帰って来てもらうための早い乗り物で、ナスの牛は帰る時にゆっくり帰ってもらうための遅い乗り物の意味と言われています。
水の子なすやきゅうりを'サイの目'にきざみ、洗った米を混ぜて、清水を満たした器に入れます。(地方によっては蓮の葉に盛ります) あの世で飢えに苦しみ渇いたのどに少しでもらくに通るようにとの祈りをこめたものです。
夏の野菜・果物は味五果といいます。季節の野菜や果 物などをたくさんお供えします。故人 の好物も添えても良いでしょう。
あど生花も忘れずに
だそうです。
by seizoito | 2007-08-14 08:01