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段差

昔の日本家屋は、その歴史や工法から「段差だらけ」です、またそれを「良し」としてきました。

玄関土間から床まで250mm〜300mm、また玄関ホールから客間である和室へは立派に見える120mmの蹴上げ(段差)は当たり前、便所の内開きドアのスリッパかわしの段差や跨いで入る敷居、浴室にあってはその水処理から脱衣室からは150mmの段差など、元々日本の住宅はそれなりの理由や木組という木工事の構造上の都合などがあり現在に至ります。

その当時、30代〜40代に家を建てた方々にとって、将来足腰が悪くなった時の事を考え、いわゆるバリアフリーにしておくということは、頭の片隅にはないのが実情です。
現在では住む側にとって不都合が生じているそれらの住宅を少しでも暮らし易くするために様々な住宅改修工事が行われています。

それまで住宅にバリア(障害)を感じなかった事でも、年齢を重ねると誰もが何らかのハンディキャプがついてきます、だからといって安直に住環境だけを整備すれば良いというものでもありませんし、そこにはソフトも大きな要素となります。

写真は今週引き渡しをする住宅の玄関ホールです、車いすで通過するためステンレスの上框を境に段差は設けてなく、健常者であってもバリアがない事がバリアになることもありません。

段差がある理由もあれば、段差がない理由もあります。

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by seizoito | 2008-07-25 07:52