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こんにちは (有)伊東工務店、専務の伊東です。建築とその周辺のお話や、日々感じた事をアップします 当社HP http://www.ito-corp.com/にも来て下さいね。メールはこちら seizo@ito-corp.com


by seizoito
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認知症をよく理解するための8大法則・1原則」

認知症の介護において最大の問題は、症状の理解の難しさにある。今言ったことも忘れてしまうひどいもの忘れ、家族の顔すら忘れてしまう失認、金銭・物に対するひどい執着、徘徊、失禁など多彩な症状を、介護者は理解できす、振り回されてしまう。認知症の症状を理解し上手な対応が可能になるように工夫したのが、「認知症をよく理解するための8大法則・1原則」である。

■ 第一法則
記憶障害に関する法則
記銘力低下
話したことも見たことも行ったことも直後には忘れてしまうほどのひどい物忘れ。同じことを繰り返すのは毎回忘れてしまうため。
全体記憶の障害
食べたことなど体験したこと全体を忘れてしまう。
記憶の逆行性喪失
現在から過去にさかのぼって忘れていくのが特徴。昔の世界の戻っている。

■ 第二法則
症状の出現強度に関する法則
より身近な者に対して認知症の症状がより強く出る

■ 第三法則
自己有利の法則
自分にとって不利なことは認めない

■ 第四法則
まだら症状の法則
正常な部分と認知症として理解すべき部分とが混在する。初期から末期まで通してみられる。常識的な人だったらしないような言動をお年寄りがしているため周囲が混乱しているときには「認知症問題」が発生しているのだから、その原因になった言動は「認知症の症状」であるととらえる。

■ 第五法則
感情残像の法則
言ったり、聞いたり、行ったことはすぐ忘れる(記銘力低下の特徴)が、感情は残像のように残る。理性の世界から感情の世界へ。
ほめる、感謝する
同情(相づちをうつ)
共感(「よかったね」を付け加える)
謝る、事実でなくても認める、嘘をつく(悪役を演じる俳優の気持ちで)

■ 第六法則
こだわりの法則
ひとつのことにいつまでもこだわり続ける。
説得や否定はこだわりを強めるのみ。
本人が安心できるようにもってゆくことが大切
そのままにしておく
第三者に登場してもらう
場面転換をする
地域の協力理解を得る
一手だけ先手を打つ
お年寄りの過去を知る
長期間は続かないと割り切る

■ 第七法則
認知症症状の了解可能性に関する法則
老年期の知的機能低下の特性から全ての認知症の症状が理解・説明できる

■ 第八法則
衰弱の進行に関する法則
認知症の人の老化の速度は非常に速く、認知症になっていない人の約3倍のスピード。正常の高齢者の4年後の死亡率が28.4%であるのに、認知症高齢者の4年後の死亡率は83.2%(聖マリアンナ医大長谷川名誉教授の報告)。

■ 一原則
介護に関する原則
認知症の人の形成している世界を理解し、大切にする。その世界と現実とのギャップを感じさせないようにする
# by seizoito | 2010-07-31 08:13

昨日の解答です。

解答は3です
3. 成人期以降の障害では、適応と適応制限が大きな問題となる、障害をもつに至った経緯によってもその影響は異なる。先天性の疾患や進行性の疾患では将来の障害状況について予想が立ちづらい事が多い。

これは予想がたちやすいものです。正解は3となります。

明日は現在試験勉強中の認知症の問題としますので、こうご期待を

皆さん、認知症は人事ではありませんよ(笑)
# by seizoito | 2010-07-30 17:47

突然ですが

福祉住環境コーディネーター2級模擬問題です。5択です

障害者の心身の特性について、誤ったものはどれか。

1. 先天的障害とは、生まれる以前の胎児の段階、及び周産期に生じた障害の事を言う。
2. 後天的障害とは、生まれた時点では何の障害も、障害の原因となる疾患も持たない者に、その後の人生のなかで生じた障害の事で、中途障害とも呼ばれる。
3. 成人期以降の障害では、適応と適応制限が大きな問題となる、障害をもつに至った経緯によってもその影響は異なる。先天性の疾患や進行性の疾患では将来の障害状況について予想が立ちづらい事が多い。
4. 成人期以降に障害をもった場合、それ以前の生活の中で形成された役割を果たす事が難しくなる場合がある、家庭をもっている場合には、家族内での役割がある程度決まっている事が多いため、子育てや経済的な役割が果たせないことによる不安や元々の家族関係に起因する様々な問題が生じてくる事もある。
5. 障害を補完し、なおかつ自己実現や、社会的役割を担うことを可能とする社会参加の機会の確保は、心身の回復を促すだけでなく、機能維持や二次障害の予防の観点からも重要である。

解答は明日
# by seizoito | 2010-07-29 18:05

理科は得意ですか?

Q値とは建物の「保温性」うぃ表す指標で、建物からの熱の逃げやすさを定量的に示す、なので値が小さいと保温性が低く、温度が低く保たれる
Q値が大きいと保温性が高く、温度が高く保たれる

Q値とは内外温度差が1℃のときに、建物全体から逃げる熱の速さ(単位時間あたりの熱損失量)を出して、それを床面積で割ったもので、単位はW/m2K(W/m2℃)
であります。
以下の公式は定常状態の熱平衡式です

I=Q×S×ΔT
Iは内部発熱
Q はQ値
Sは面積m2
ΔTは内外温度差です

Q値2.0の住宅で床面積120m2内部発熱が1000Wであるときの内外温度差
1000=2.0×120×ΔT
ΔT=4.2℃となります。
この公式は使えそうです。

久々さに公式と理科の勉強をしてきました。
# by seizoito | 2010-07-28 18:10

本日は(も)

先週に引き続き、江戸へ行ってきます。

この陽気で東京の街中を歩いていると熱中症になりそうです。

皆さん、水分補給はのどが渇く前にとりましょう。
# by seizoito | 2010-07-27 08:20