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後期高齢者医療制度 その2

今月スタートした75歳以上が対象の後期高齢者医療制度は、制度初日に名称が「長寿医療制度」と変えられたり、保険証が届かなかったりと混乱続きとなっている。
大きな制度改正にもかかわらず周知不足で、制度が始まってから気付いた高齢者が大半だったためだ。制度の複雑さもあり、保険料負担への不安や「これまで通りの医療が受けられないのでは」との誤解も少なくない。批判の声は高齢者だけではなく、自治体や医師会などに広がり、国会では野党が廃止に向け攻勢を強めている。

また新制度の治療内容も高齢者を不安にさせている。75歳以上の高齢者は慢性病の人が多いとの判断から、患者が「かかりつけ主治医」を指定する仕組みを導入。無駄な治療を減らそうと、外来診療には患者負担原則月600円の定額払い(後期高齢者診療料)も新設した。

ところが、患者への説明は医療機関まかせのため、「主治医以外の先生には診てもらえない」といった誤解が広がった。一部の医師から、「患者が医者を選ぶ権利を奪うものだ」との懸念が出たことも混乱に拍車をかけた。茨城や山形などの医師会は、後期高齢者診療料を請求しないよう会員医師に呼びかけている。
しかし、実際には、患者は主治医以外の医師にもこれまで通り自由に受診できる。

野党が「高齢者を早く死なせようとしている」と批判する終末期治療方針の作成も、患者に強制するものではない。
同省は一連の混乱に「周知を徹底するしかない」としているが、有効策は見つかっていない。(ヤフーニュースより抜粋)

介護保険制度のスタート時点では利用者はもちろん、事業者も混乱したものでした。
今回の制度は75歳以上の高齢者を対象にしたことや、制度の告知の方法や時間的な問題もはらんでいたものだと思います。

社会保障制度の理解は大変です。

いつもお役所は簡単なパンフレットしか配布しないのですから。
by seizoito | 2008-04-14 13:14