転落事故
2008年 07月 30日
昨日のニュースから
足場転落死,再び増加…昨年、作業中に207人
ビルやマンションなどの建設作業中、転落して亡くなった人が昨年、全国で207人(前年比17人増)いたことが厚生労働省のまとめで分かった。足場からの転落死が目立つことから、足場関係の会社で作る「全国仮設安全事業協同組合」(東京都中央区、150社)は安全基準を義務化するよう国に求めている。
同省によると、98年には転落死者が313人いたが、減少傾向で06年は190人にまで減った。しかし、昨年は増加に転じ207人になった。過去10年の死者は2486人に上り、うち2割以上が足場からの転落だという。
同省は03年に足場に関するガイドラインを策定。(1)足場と平行に2カ所の手すりを設ける(2)踏み外しを防ぐため床の端に板を置く「つま先板」を設置する——を求めた。国土交通、農林水産両省も昨年から、直轄工事で2段手すりとつま先板などの設置を義務化するなど、安全対策は広がっている。
しかし、同組合によると、ガイドラインでは、手すりやつま先板は、建物を覆うシートで代用できるとしているため、民間の建設現場では、シートを利用して2段手すりなどの安全対策が進んでいないという。
小野辰雄・同組合理事長は「転落死の犠牲になっているのは、下請けの日雇いの労働者たち。ガイドラインを法制化して安全対策を義務化すれば不慮の事故が防げる」と訴える。厚労省建設安全対策室は「転落死はガイドラインによって改善されつつあるが、いっそうの安全対策を進めたい」と話している。
とあります。高所での作業では常に危険と隣り合わせとなります。
また現場だけでなく、水分補給や十分な睡眠など、普段の健康管理も大事である事は言うまでもありません。
「安全第一」です。
足場転落死,再び増加…昨年、作業中に207人
ビルやマンションなどの建設作業中、転落して亡くなった人が昨年、全国で207人(前年比17人増)いたことが厚生労働省のまとめで分かった。足場からの転落死が目立つことから、足場関係の会社で作る「全国仮設安全事業協同組合」(東京都中央区、150社)は安全基準を義務化するよう国に求めている。
同省によると、98年には転落死者が313人いたが、減少傾向で06年は190人にまで減った。しかし、昨年は増加に転じ207人になった。過去10年の死者は2486人に上り、うち2割以上が足場からの転落だという。
同省は03年に足場に関するガイドラインを策定。(1)足場と平行に2カ所の手すりを設ける(2)踏み外しを防ぐため床の端に板を置く「つま先板」を設置する——を求めた。国土交通、農林水産両省も昨年から、直轄工事で2段手すりとつま先板などの設置を義務化するなど、安全対策は広がっている。
しかし、同組合によると、ガイドラインでは、手すりやつま先板は、建物を覆うシートで代用できるとしているため、民間の建設現場では、シートを利用して2段手すりなどの安全対策が進んでいないという。
小野辰雄・同組合理事長は「転落死の犠牲になっているのは、下請けの日雇いの労働者たち。ガイドラインを法制化して安全対策を義務化すれば不慮の事故が防げる」と訴える。厚労省建設安全対策室は「転落死はガイドラインによって改善されつつあるが、いっそうの安全対策を進めたい」と話している。
とあります。高所での作業では常に危険と隣り合わせとなります。
また現場だけでなく、水分補給や十分な睡眠など、普段の健康管理も大事である事は言うまでもありません。
「安全第一」です。
by seizoito
| 2008-07-30 07:42